■全幕初演よりも前に行われた部分試演
(日付と会場が確認できた公開演奏のみ)
1967年
-11月7日:沖縄・那覇市 琉球新報ホール
-11月25・26日:東京・日本武道館
1968年
-5月22・23日、6月17日:大阪・森ノ宮厚生会館文化ホール
-7月18日:長野市勤労者福祉センター
-8月11日:沖縄・那覇市 琉球大学体育館
-9月29日:東大阪市立中央体育館
-11月23日:東京・日本武道館
1969年
-4月27日:札幌・大谷ホール
-5月20日:東京・杉並区役所会議室
-5月29日:大阪・フェスティバルホール
-5月30日:大阪・桜橋産経会館
-5月31日、6月1日:名古屋市公会堂
-6月21日:東京・渋谷公会堂
-10月5日:沖縄・那覇市 琉球新報ホール
-10月20日:静岡・浜松市民会館
-10月29日:神奈川・川崎市産業文化会館
-11月13・14・17日:大阪・青少年会館
■全幕初演
1969年
-12月10日:東京・渋谷公会堂
(「うたごえ新聞」1969年12月1日付 第1面より引用)
69年日本のうたごえ祭典の第1日目をかざる歌劇「沖縄」の初演まで、残すところ10日となりました。
歌劇「沖縄」は、日本のうたごえ運動20周年を記念する事業として取り組まれ、3年の日数と、うたごえ内外の創作活動家の集団による総力をあげてつくられ、演奏分野の活動家の全力量を集めてつくられたものです。
さらに、沖縄と本土における制作上演実行委員会の全国的な知恵と力、各界の期待と支持と協力など、民主勢力の壮大な共同の事業として、すすめられてきた活動です。
初演の成功は、この大きな運動を力づけ、さらに来年度の全国公演成功の第一歩となるものです。
70年の安保廃棄・沖縄全面返還を目指して、佐藤(栄作首相)訪米反対・国会解散・総選挙という日本国民の巨大な足取りの中で、歌劇「沖縄」初演が、国民の闘いに応え、これをはげます力となることは、疑う余地がありません...